このページは過去にFunrideに掲載された記事です。
目次
これまでの特集で、パラチノースの特徴である有用なエネルギーについて知識を深めていただいたと思います。
パラチノースはゆっくりと吸収され、体に負担をかけない新時代のエネルギー源。 ロングレースをはじめ、長時間のライドを頑張る方にオススメです。
ロングライドに出かけるときに「走り切れるかな?」「エネルギーがもつかな?」と不安がよぎることがありますが、補給をコンスタントに行うことで自分のペースを維持することができるというのが経験則からもわかっています。
こういった視点からもパラチノースの特徴を実感するにはロングライドが最適。その点では4月17日(日)開催の富士チャレンジ200は「距離への挑戦」というテーマのイベントですので、親和性が非常に高いことがわかります。
そこで、富士チャレに参加表明をしている、このお二人「tom’s cycling」のTOMIさん、YOPIさんに人気種目の100kmソロ、新種目の50kmソロを想定して、パラチノースを用いたライド体験をしていただきました。
背中のポケットに補給食を入れるようにサイクリングウエアはできています。イベントやレースでも実に活用しますし便利ではありますが、苦しい展開では背中に手を伸ばすことすらスピードのロスにつながったり、疲労感によってその動作すら煩わしいと感じることがあります。どちらかといえば、ボトルの方が取りやすく、ボトルだけで補給も兼ねることができればベストです。
そこでパラチノースを溶かしたドリンクで、水分とエネルギーの補給を兼ねてみようというのが今回のテストのテーマ。そしてどれくらいの量のパラチノースを摂取すれば100km、50kmといった距離に必要なエネルギーをカバーできるのでしょうか。
普段はどんな補給を摂っているの??
「普段からパラチノースを使った補給を心がけていますが、エネルギージェルや、カフェでランチを摂ったりするので、純粋なパラチノースだけで走るというのは初めてですね」と、TOMIさん。
普段のライドからパラチノースを使っているので、不安要素はないけれど、100km走る上でパラチノースをどれだけ消費するか興味がありそうです。
早速ですが100kmと50kmという富士チャレンジ200の人気2種目を想定し、茨城県が誇るサイクリングコースの「カスイチ」で挑戦。もちろん道路交通法を遵守して行いました。
朝食はしっかり摂る。これはライド前の基本です。起床したばかりの体にエネルギーや水分を十分に補いましょう。長距離を走ることが決まっていれば普段よりも多くてもよいですが、頑張って食べ過ぎないようにしましょう。
スタート準備でボトルに入った水(約700ml)にパラチノースのピュアパラスティックを2包(約40g=80kcal)溶かします。エネルギー補給も兼ねるならこの量をベースに増減しましょう。
気温によって発汗量がかわりますが、発汗した分だけ水分を補うというのが大事なことです。寒いとあまり水分を取らないので、パラチノースを濃いめに。逆に水分補給も必要なら薄めにしてカロリーを摂り過ぎないようにしましょう。このように摂取する水の量にたいしてパラチノースの量も調整します。
スタート時は気温は10度ほど。サイクリングをするにはちょっと肌寒いですが、身体が温まってくるとほどほどに発汗するくらいの気温です。霞ヶ浦は湖岸をトレースするように道がありスムーズに走れます。45分間ほどで最初のポイント25km地点に到着しました。
およそ1時間30分間のライドで、50kmを走り終えたYOPIさん。走行ペースと向かい風で苦しみましたが余裕が残っている表情。補給はボトル1本(約700ml)とピュアパラスティック2包で走り切りました。摂取したのはこれだけですが空腹感も感じることなく、エネルギーがしっかり残っている様子です。
朝食をしっかりと摂った上で、50kmならピュアパラスティックを2包で走り切れました。
YOPIさんは日常的にサイクリングをしており、エンデュランス向けの省エネな体になっていることも十分に考えられますが、目安にしてみてください。
結果:50km=1時間半程度のライドならピュアパラスティック2包で走り切れた。水分摂取は700ml
注:朝食をしっかり摂ることが前提
気温は1〜15.8度(最低〜最高)
TOMIさんは後半に備え、パラチノースを経口でダイレクトに1包摂取。さらにドリンクに1包を入れてスタート。
さて、後半戦の50〜75kmはほぼ横風と向かい風という黄昏の時間。風を遮るものがないシチュエーションの中で耐え凌ぎながら進みます。後半にさしかかりそろそろバテ……ることなく走ります。持続するエネルギーのおかげなのでしょうか。
厳しい条件ながらそれほどタイムロスすることなく75km地点へ。2時間20分間ほどで到着しました。ここでは補給はありませんが、終盤に備えて理学療法士でもあるTOMIさんおすすめのストレッチで足をほぐします。
TOMIコラム
理学療法士の視点から、疲れを感じたらここをストレッチ
日も傾き始めますが、風向きは依然として正面から。弱まる気配がありません。でもゆっくりだとしても前に進んでいれば必ず到着します。そんな思いでペダルを回し続けます。富士チャレでも「あと00周、あと00km」と暗唱しながら走っている人も多いでしょう。そういう意味はこのチャレンジはカスチャレと命名してもバチは当たらないはず! そんなことを考えているうちに、これまでハスの畑ばかりだった風景の先に蜃気楼が…。いや、あれは風車の建造物です。帰ってきました。ようやくフィニッシュです。
TOMIさん:補給が足りなくなるか不安でしたけれど、100km走っても大丈夫でした。 レース中の補給はバックポケットに手を回してジェルなど摂取していましたが、ボトルだけで摂れるならそちらの方がストレスもなく助かります。本番の富士チャレンジ200でも使用したいと思います。
YOPIさん:いつもより頻繁にボトルから補給するように意識してみました。自分的にはかなりキツいペースだったのですが、最後までスムーズに走れたのが驚きでした。味も甘すぎないので、飽きることなくゴクゴク飲めたところも良いなと思いました。
今回、ペースは決して楽ではないし、向かい風もきつく運動強度はそれなりのレベルでした。にも関わらず、十分にエネルギーを保ち、最後までエネルギー切れを起こすことはなかったようです。
結果:100km=3時間10分の場合。ピュアパラスティック5包で走り切れた。水分摂取は1400ml。
注:もちろん朝食はしっかり摂ります!
気温は1〜15.8度(最低〜最高)
ライドが終わったら、速やかに栄養補給を行いましょう。炭水化物、タンパク質、脂質とバランスの良い食事をとって身体をいたわってください。
富士チャレンジ200 supported byパラチノース・三井製糖特設ブースでお待ちしております
tom’s cyclingのYOUTUBEチャンネルでも公開しております。
※パラチノース®︎はDM三井製糖の登録商標です。
富士チャレンジ200 supported by
https://www.fujichallenge.jp/
パラチノースの粉末タイプ、ピュアパラのご購入はこちら
AMAZON
RAKUTEN
写真:小野口健太、編集部
次回:パラチノースを使った補給食にぴったり。アスリート向けお菓子のかんたんレシピ
vol.1:パラチノースが持久系スポーツに適している理由1「パラチノースって何ですか?」
vol.2:パラチノースが持久系スポーツに適している理由2「糖質を使い分けてみよう」
vol.3:パラチノースができるまで
vol.4:パラチノースって、どうして「パラチノース」って呼ばれているの
vol.5:パラチノース利用テクニック編「摂取するタイミングを見定めよう」
vol.6:パラチノースをスポーツで利用するためのテクニック 「市販のスポドリがスペシャルドリンクに!?
vol.7:パラチノースを使った補給食の作り方をプロチームマッサーの宮島正典さんに聞いてみた!【基本編】
vol.8:パラチノースを使った補給食「ライスケーキ」の作り方をプロチームマッサーの宮島正典さんに聞いてみた!【アレンジ編/後編】
vol.9:パラチノース/富士チャレ攻略編(今回の記事)
vol.10:パラチノースを使った補給食にぴったり。アスリート向けお菓子のかんたんレシピ
ゆっくり吸収される性質から、持続的にエネルギーを供給できる。
スポーツ、勉強、eスポーツなど、長時間エネルギーが必要な場面に適しています。
パラチノース®は、てん菜から作られた砂糖を酵素変換したもので、
自然界では、はちみつなどに微量に含まれる糖質の仲間です。
すっきりとして甘すぎず、
飲みやすい味です。
料理や飲料などに使用しても
素材の味を邪魔しません。