勝つためのエネルギーチャージ

Activation method

パラチノースの活用術

競技の内容や、身体を動かしている時間、身体特性やレベルなど、人それぞれ・そのときどきでベストな補給の選択は変わります。
単純明快な答えが出しにくいスポーツシーンでのエネルギー補給。そこで、陸上、球技、格闘技まで、さまざまな競技・種目のアスリートに、パラチノースの活用実践例や実感について訊いてみました。

  • Marathon トヨタ自動車陸上長距離部
  • Football/Soccer ジェフユナイテッド市原・千葉
  • Cycling Roppongi Express
  • Trail running 矢田夕子

糖質補給の目安は、1時間・体重1kgあたり1g?

たとえばランニングやトライアスロンなど、持久系種目のレース中、1時間ごとに必要な糖質の目安は「体重1㎏あたり1g」と言われています。ただし、これは大まかな目安で、より正確なエネルギー必要量は「運動強度×体重×時間」といった計算式で求めなければわかりません。さらに実際には、脂肪などの形で身体に蓄えられているエネルギーも使うことになるので、全体のエネルギー消費量のうち糖:脂肪がどのくらいの割合で必要になるかも考えなければいけないのですが、この割合には個人差があります。つまり、より実戦的に使える必要エネルギー量や、補給でまかなう必要がある糖質の量を求めていくには、まず、上記のような大まかな目安を割り出し、トレーニングの段階で実際に「どのくらいの量・内容で足りるか(または、足りなくなるか)」を繰り返し試して、それぞれに合ったものにカスタマイズしていく必要があるのです。

Marathonマラソン

35km以降のラップが改善、終盤の走りに自信が持てた。

トヨタ自動車陸上長距離部

昭和60年2月 陸上部より分離し、陸上長距離部として発足
昭和61年6月 田原工場に活動拠点を移動、現在に至る
トヨタ自動車株式会社の強化部として活動中

競技特性とエネルギー(糖質)補給に求められるポイント

ロング走でエネルギー切れのように後半力が入らなくなることに課題を持つ選手が多いです。マラソン本番では、服部をはじめ、水分補給とエネルギー補給を別に考えている選手もいます。
各自向き不向きがあるため、サプリメントなどは選手の自主性に任せており、パフォーマンスの向上に何が一番いいのかは自分たちで見極めるように指導しています。

どのようなタイミングでパラチノース含有商品を使用している?

普段の食生活から、ヨーグルトにパラチノースを砂糖代わりに入れて摂っています。水分補給は1リットルの水にパラチノース配合粉末飲料1袋とミネラルタブレットを2粒入れています。マラソン本番のスペシャルドリンクにもパラチノース配合粉末飲料を使用しています。パラチノース配合粉末飲料は他のスポーツドリンクのようにベタベタと甘さがなく、おいしく飲めるので気に入っています。

陸上競技部

パラチノースが普通の糖質と違う点は?

後半力が入らなくなることがあったのですが、それがなくなりました。足が最後まで動き、特に35km以降のラップが改善、終盤の走りに自信が持てました。
内臓が強くない選手がロング走の給水で飲んでも快調で、余裕をもって走り切れるようになりました。
選手たちの良いという実感が全てです。

どんなアスリートにオススメ?

終盤に課題を持つ選手や、普段のウェイトコントロールに悩む方にはおすすめではないでしょうか。

陸上競技部




実績
①全日本実業団対抗駅伝
(最高順位 優勝 2011年、2015年、2016年 8位以内入賞 20回)
(2009年~2020年 12年連続入賞中、2015年~2020年 6年連続3位以内)

②日本代表
2000年 シドニー、2004年アテネオリンピック代表(岩水) 3000MSC
2011年 テグ世界選手権マラソン代表(尾田)
2009年 世界ハーフマラソン代表(尾田)2012年 世界ハーフマラソン代表(宮脇)

2016年 世界ハーフマラソン代表(大石)
2011年 世界クロスカントリー代表(高林)2019年 世界クロスカントリー代表(西山)
2020年 東京オリンピック 男子マラソン代表内定(服部)

②マラソン
2009年 東京マラソン 3位(高橋)
2011年 東京マラソン 4位(尾田)
2018年 福岡国際マラソン 優勝(服部)
2019年 北海道マラソン 優勝(松本)
2019年 マラソングランドチャンピオンシップ(MGC) 2位(服部)

Cycling自転車競技

朝食抜きで100kmのトレーニングもノンストップでいける。

チームRoppongi Express

ツールド・おきなわ210㎞通算6勝、UCI グランフォンド世界選手権40-44 で2017年2位、2019年3位の記録を持つサイクリスト高岡亮寛氏が率いるアマチュアトップのサイクル チーム。

高岡 亮寛さん

高岡亮寛

1998年全日本選手権ロードレース(U-23)3位、1999年インカレ優勝の実績を残し大学卒業と同時に競技から一度離れるも2006年再び競技へカムバック。
2007,2011,2015~2017,2019年ツールドおきなわ市民210(200)の部で優勝、グランフォンド世界選手権40-44 2位(2017)・3位(2019)など輝かしい成績を誇り最強市民レーサーとして名を馳せる。1977年生まれ。

高橋 誠さん

高橋誠

34歳の時に趣味のオートバイレースから健康を考え自転車の世界へ飛び込む。すぐに競技へ参加し、2009年ツールドおきなわ 市民200の部11位、2019年JBCF実業団鴨川クリテリウムで優勝、2019年富士チャレンジ200 2位と、目覚ましい競技適性をみせる。1974年生まれ。

競技特性とエネルギー(糖質)補給に求められるポイント

長距離・長時間(〜200km、〜5.5時間)に及ぶ自転車ロードレースでは競技中に膨大なエネルギーが必要になり、細かくエネルギー摂取をしないと急激にペダルが回せなくなることがあります。ただ単純に量や回数だけが重要ではなく、補給することによる血糖値の乱高下を誘発せず、いかに大量の糖質を摂れるかが重要なポイントです。

どのようなタイミングでパラチノース含有商品を使用している?

レース・トレーニング時にはドリンクボトルの水分に40gほどパラチノースを混ぜて摂取しています。レース・トレーニングの前後でも、朝食のコーヒーに入れたり、プロテインに混ぜたりして摂っています。

自転車競技

パラチノースが普通の糖質と違う点は?

瞬間的なエネルギー吸収ではなく、血糖値を上げずにじわじわと体に吸収されエネルギーが供給されていく体感がしっかりと得られます。起床後は何も食べずにコーヒーにパラチノースだけ入れて飲み、練習時のドリンクボトルにパラチノースを入れてトレーニング中も摂取していると、100kmノンストップで走っても空腹にならずに走れてしまいます。以前はレース・トレーニング後にとてつもない空腹感におそわれて、ドカ食いしていたのですが、パラチノースの補給に変えてからそれがなくなりました。これは本当に効果を感じています。
また、日常生活でもコーヒーにパラチノースを入れて摂取することにより間食を減らす事が出来ます。

どんなアスリートにオススメ?

競技志向のアスリートだけでなく、太りたくない、脂肪をつけたくない人であれば誰でも試してみると効果はあると思います。パラチノースを積極的に摂取した方が、完食も減り結果的に痩せるのでウエイトコントロールが楽になります。

Trail runningトレイルラン

長丁場のトレイルでの、負担が少ない補給に。

矢田夕子さん(トレイルランナー)

矢田夕子

元実業団ランナーで、現在はUTMF(ウルトラトレイル・マウントフジ)準優勝、野辺山高原100kmウルトラマラソン優勝などの戦績をもつ、トレイルランニング、ウルトラマラソンのトップ選手。Altra所属。1984年、北海道生まれ。

競技特性とエネルギー(糖質)補給に求められるポイント

ウルトラマラソンや長いトレランは長時間の運動なので、いかに普段との「変化」をうまないかがポイント。コンディションが大きく変化しないよう、負担のかからないエネルギー摂取を心がけていく必要があります。

どのようなタイミングでパラチノース含有商品を使用している?

比較的距離の長いレースでは脂質代謝優位なゾーンで走ることが多いのですが、糖質も必ず必要になってきます。血糖値の急激な上昇を避けたいレース中に使用することが多いです。

矢田夕子トレイルラン

パラチノースが普通の糖質と違う点は?

血糖値の急上昇が起きにくく、身体への負担が軽減できました。また甘さもスッキリしているため、口の中に甘さやベタつきが残ると言うことがありません。

どんなアスリートにオススメ?

長距離のレースで急な血糖値の上昇による不調を感じたことのある方は、練習から使用してみることをおススメします。

Football/Soccerサッカー

守備範囲が広くなり、90分間走り切れる選手が増えた。

ジェフユナイテッド市原・千葉

日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に所属するプロサッカークラブ。ホームタウン(活動拠点)は、千葉県市原市・千葉市。ホームスタジアムは、フクダ電子アリーナ(千葉市中央区)。2005年、2006年Jリーグヤマザキナビスコカップ連覇など、創設当初からJリーグの活況を支えてきた強豪クラブのひとつ。

競技特性とエネルギー(糖質)補給に求められるポイント

サッカーはハーフタイムを挟んで90分間プレーしますが、前半で筋グリコーゲンは約30%にまで減少し、ゲーム終了後にはゲーム前の10%以下にまで減少することが報告されています。

このため、サッカー選手が試合に望むにあたっては、糖質を多く含む食事や飲料によって筋グリコーゲン含量を高めておくことがパフォーマンスや集中力の維持に非常に重要です。

そこで糖質を無理することなく摂取するために砂糖を使った間食などを上手に取り入れることも重要なポイントです。例えばカステラなどの焼き菓子は食べやすく、糖質が摂取できるので多くのアスリートが間食として利用しています。

また、運動後に速やかに糖質を摂取することはダメージからのリカバーにも有効であることが報告されています。糖質を摂取することで消耗したグリコーゲンを回復させ、次の試合までに筋肉のダメージをリカバーさせることにつながります。

このようにサッカー選手にとって糖質補給はパフォーマンス維持の上で、とても重要で、試合前後に糖質をしっかり摂取することがより良いパフォーマンスを発揮するためのポイントとなっています。

ジェフユナイテッド市原・千葉

どのようなタイミングでパラチノース含有商品を使用している?

トレーニング前、朝食で『パラチノース入りビフィズス菌飲料』を飲んでいます。
また、「パラチノース」を砂糖と置き換えて料理に使用し、トレーニング後の食事で摂取しています。

パラチノースが普通の糖質と違う点は?

糖質以外の食事や、トレーニングにもよるので一概には言えませんが、以前に比べ、守備範囲が広くなり、90分間最後まで走りきれる選手が増えています。

また、連戦時や夏場のバテやすい時期でも、以前よりもダメージを感じずに動けると言う選手もいます。

サッカーは、消費エネルギーが非常に多い一方で、試合中にエネルギーを補給することがなかなかできないスポーツで、試合中にエネルギーが不足すると、”ガス欠“状態に陥り、パフォーマンスに影響が出ることもありますが、「パラチノース」は、長時間エネルギーが供給されるため、理想的なコンディションを保つことができると思います。

ジェフユナイテッド市原・千葉

どんなアスリートにオススメ?

サッカーのように消費エネルギーが多い競技、試合中に頻繁にエネルギー補給をすることができない競技の選手にはオススメできると思います。