パラチノースの活用術
競技の内容や、身体を動かしている時間、身体特性やレベルなど、人それぞれ・そのときどきでベストな補給の選択は変わります。
単純明快な答えが出しにくいスポーツシーンでのエネルギー補給。そこで、陸上、球技、格闘技まで、さまざまな競技・種目のアスリートに、パラチノースの活用実践例や実感について訊いてみました。
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Marathon トヨタ自動車陸上長距離部
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Football/Soccer ジェフユナイテッド市原・千葉
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Cycling Roppongi Express
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Trail running 矢田夕子
糖質補給の目安は、1時間・体重1kgあたり1g?
たとえばランニングやトライアスロンなど、持久系種目のレース中、1時間ごとに必要な糖質の目安は「体重1㎏あたり1g」と言われています。ただし、これは大まかな目安で、より正確なエネルギー必要量は「運動強度×体重×時間」といった計算式で求めなければわかりません。さらに実際には、脂肪などの形で身体に蓄えられているエネルギーも使うことになるので、全体のエネルギー消費量のうち糖:脂肪がどのくらいの割合で必要になるかも考えなければいけないのですが、この割合には個人差があります。つまり、より実戦的に使える必要エネルギー量や、補給でまかなう必要がある糖質の量を求めていくには、まず、上記のような大まかな目安を割り出し、トレーニングの段階で実際に「どのくらいの量・内容で足りるか(または、足りなくなるか)」を繰り返し試して、それぞれに合ったものにカスタマイズしていく必要があるのです。